プロレスに学ぶ文章構成

ライティング

突然ですが、私はプロレスのファンで
20年以上新日本プロレスを応援しています。

このプロレスと文章というのは
実は似ているところがあるんですね。

プロレス団体にもよりますが、
大手団体のタイトル戦などを見ると
基本的にプロレスの構成というのは
以下のようになっています。

入場⇒試合開始⇒じっくり組み合う
⇒寝技などで静かに試合が動き始める
⇒打撃やロープワークで人を引き込み始める
⇒得意技を出し始める⇒必殺技を返し合う
⇒必殺技が決まったほうが勝ち
⇒試合後に別の挑戦者が登場して続いていく

簡単に言えば、徐々に盛り上がって行きつつ
最後にバシッと決めた上で、そこから「次回へ」続くわけです。

ライティングに関しても近いところがあって、
冒頭で興味を引くところは入場と同じですし、
序盤はしっかりとじっくりと自分のことを
知ってもらうことが大切です。

そこから自分の知識を出したり相手の悩みを
解決する内容を提供しつつ、読み手が知らないような
良い情報を見せることで信頼を得ます。

そして自分が本当に見せたい物(サービスや商品)を
しっかり見せることに繋げます。

更に次のメールに繋げる場合には
最後の「フリ」が重要になるわけですが、
これもプロレスと同じで「次が見たい!」と
思われるようにすることと近いです。

そして、プロレスの面白いということは
試合パターンが色々あることです。

いきなり必殺技が飛び出すこともあれば、
不透明な決着になることもあります。

反則は4秒までセーフというのも
プロレスの醍醐味です。

私は文章構成に煮詰まった時などは
プロレスを見ながら、その構成を参考に
文章を作ることもあります。

全く関係なく見えることも
実は似ているということはありますので、
頭を常に働かせておくことが重要ですよ。