文字数制限はリライト練習の場

ライティング

書籍というのはページ数が決まっていますし
書いたら書いただけ掲載されるわけではありません。

私が書いた本も

・何章に分ける
・各章のページ数
・文字数

ということは大体が決まった状態から
執筆を開始することになりました。

この「文字数」ですが、その制限というのは
ブログやメルマガでは無いことですから、
ネット媒体を運営している人間が書籍を出すと
これはかなり苦戦する部分です。

ただ、そのお陰で学べたことがあります。

それは「言い回し」です。

文字をオーバーしたからと言って、
違う内容にはできませんし、
書きなおすことも時間の都合からできません。

ですから、まずは文字数を気にしないで書いて
オーバーしたり、足りない文字数を
言い回しを変えることで調節することになります。

例えば ↑ ↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
文字数が指定されているより多くなったとしても
書く予定の内容を変更することはできません。
もちろん全てを書き直していたら、
締め切りに間に合わなくなってしまいます。

そこで、一先ず文字数を気にすることなく
好きなように書き進めてしまって、
そこで文字数を超えたり足りないことがあれば
言い回しを変えることで調整する作戦が最適です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このように、文字が足りなかったら
足りるように調節するということですね。

こんなことを200ページ近くもやっていたら
自然とスキルとして身についてくれました。

ですが、これは書籍の執筆をしなくても
誰でもできるトレーニング方法です。

自分で文字数を決めてから原稿を書けば
全く同じ事をしないといけなくなりますし、
元々ある文章をリライトすることでも
スキルは高くなっていきます。

リライトスキルは色々なシーンで役に立ちますし
今後、出版を目標にしている人であれば
この練習をしておいた方が良いと思います。