本の執筆とメルマガ執筆の違い

出版

私の初出版は2009年。

当時、ブログで特集をしていて人気だった
競馬の「テン乗り」ということに関して
テーマを集めた記事でした。

MTSの葉山氏の知り合いを通じて
総和社様から出版の企画をいただいたことで
まず、横浜へ打ち合わせに行きました。

それから、契約をしっかりして
締め切りが決まり、執筆を開始したのですが、
中々個人でネットビジネスをしていると
「締め切り」ということがありません。

自由な中でメルマガを書いているような時と比べて
制限があるというだけでプレッシャーもありますし、
書店に並ぶ物を書いていると思うと、詰まることもありました。

本を書くという場合、メルマガのように
自由気ままには書けません。

そして、メルマガと本の執筆で決定的に違うことは

「単日」「月単位」

という、1つの物を仕上げるまでの時間です。

これがある問題を生んでしまいます。

それは「語尾」「言い回し」の変化です。

1日で書くメルマガやブログ記事であれば
その中で大きく文章の雰囲気が変わることはありません。

しかし、長期的に書く1冊の本ということになると
月曜日に書いていた原稿と木曜日に書いている原稿の
雰囲気が全く違ってしまうことがあるのです。

「です。」「ます。」

で終わらせていた語尾が

「だ。」

になっていたりすることもあれば、

口調が堅い日、柔らかい日などもあります。

これはある程度、納品した物を
ライターさんが修正してくれることになりますが、
それでも書くのは自分ですから、
人に頼らずに良い物を書かないといけないのです。

ですから、日が変わったらしっかりと原稿を
読みなおしてから書くということを私はしていました。

でも、これは情報商材を作るときも同じで
長期的に何かを書くのであれば必要なことだと思いますよ。